江國香織さんと浜田山の桜

余韻と共にいただくレモンマフィン。

とても美味しく心と身体に沁み渡る。

終わった瞬間にまた次を求める気持ち。

たくさん演奏したいな。

 

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江國香織さん、

東京に住んでた頃はほんと好きで

読み漁ってた。

 

「神様のボート」、「きらきらひかる」、

「ぬるい眠り」、「ホリー・ガーデン」、

「つめたいよるに」、「なつのひかり」、

「いつか記憶からこぼれおちるとしても」、、

 

などなど、まだまだ好きな本はあって。

 

そんな中、

この「すみれの花の砂糖づけ」は

江國香織さんのことばの良さが

氷砂糖の結晶のように感じられて好きな一冊。

 

時々、思い出しては読み返す。

 

と、

 

とあるページに桜の花びらの押し花があった。

そうだ、、

当時住んでた浜田山の家の前の桜、

文庫に挟んだんだ。

 

花びらはだいぶ色褪せて来てるけど、

想い出は色褪せることはなく。

 

東京の日々を想いながら。

こちらの春を待ちながら。

そんな昼下がり。