
シュトレンが始まったとのことで
昨日はつぐみさんへ。

テイクアウトで18cmのも購入したけれど。
中也片手に、
まずはブレンドと楽しんだ。

シュトレンは冬の風物詩、
これがないと始まらない。
今年も無事いただけて良かったな。

二杯目は冬のブレンドを。
こちらも美味しくいただく。
つぐみさん、
昨日もありがとうございました。
コーヒーもシュトレンも
美味しく味わいました。
またお邪魔しますね。

何か、、
スイッチがカチッと入ったかのように。
これらの詩集との距離が
ぐんと縮まった気がしてる。
扉が開いた、、
と言っても良いくらい。
言葉が生きて流れ込んでくる。
感情、心情が手で触れられるかのように。
さらに深く、
何回も食べて飲み込んでいきたい。
何かのためにではなく。
ただただふれていきたい。
詩はいいな。

土曜日、体重は少し減り48.1㎏。
しっかり元気を補充していこう。
中也のこの詩がとても今は好きで。
表現することの本質をシンプルに言い得てる。
そう感じてる自分。
大切に胸に残しておきたい一編。
「言葉なき歌」
「あれはとほいい処にあるのだけれど
おれは此処で待つてゐなくてはならない
此処は空気もかすかで蒼く
葱の根のやうに仄かに淡い
決して急いではならない
此処で十分待つてゐなければならない
処女の眼のやうに遥かを見遣つてはならない
たしかに此処で待つてゐればよい
それにしてもあれはとほいい彼方で夕陽にけぶつてゐた
号笛の音のやうに太くて繊弱だつた
けれどもその方へ駆け出してはならない
たしかに此処で待つてゐなければならない
さうすればそのうち喘ぎも平静に復し
たしかにあすこまでゆけるに違ひない
しかしあれは煙突の煙のやうに
とほくとほく いつまでも茜の空にたなびいてゐた」