クリスマス、始めました

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クリスマス、始めました。

 

と、、

冷やし中華風に言いたかったので。

 

わが家もクリスマスツリーを

昨日出した。

 

シンプルで小さなかわいいもの。

東京に住んでた頃、

20年以上前に買ったお気に入り。

 

今年もひと月ちょっと、

お世話になります。

 

クリスマス気分、

盛り上げていこう。

 

 

今年の秋の想い出。

自室でサクッと録った音色で

YouTubeを公開した。

 

自分で撮った秋集めを何枚か。

小春日和が心地良かった想い出。

 

昨日の日差しも

気持ち良かったな。

 

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昨日の朝焼け。

朝の始まり。

 

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金曜日、体重は48.4㎏。

 

不思議な軽さと儚さに満ちていて。

だから中也がまた大好きなんだろうな。

これからも大切に読み続けよう。

 

「一夜分の歴史」

 

「その夜は雨が、泣くやうに降つてゐました。

瓦はバリバリ、煎餅かなんぞのやうに、

割れ易いものの音を立ててゐました。

梅の樹に溜つた雨滴は、風が襲ふと、

他の樹々のよりも荒つぽい音で、

庭土の上に落ちてゐました。

コーヒーに少し砂糖を多い目に入れ、

ゆつくりと掻き混ぜて、さてと私は飲むのでありました。

 

と、そのやうな一夜が在つたといふこと、

明らかにそれは私の境涯の或る一頁であり、

それを記憶するものはただこの私だけであり、

その私も、やがては死んでゆくといふこと、

それは分り切つたことながら、また驚くべきことであり、

而も驚いたつて何の足しにもならぬといふこと・・・・・・

──雨は、泣くやうに降つてゐました。

梅の樹に溜つた雨滴は、他の樹々に溜つたのよりも、

風が吹くたび、荒つぽい音を立てて落ちてゐました。」

 

中原中也詩集、新潮文庫、294頁〜295頁)